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穏やかな水

自律神経を整える8つの心がけ

自律神経は私たちの生活習慣に密接にかかわっています。日常の生活を意識して変えていくことで現状からの改善や緩和が期待できます。

1.呼吸に気を付けてみましょう

何かに集中しすぎている時、緊張状態にある時は呼吸が浅くなったり止まっていることがあります。

この状態が長く続くと身体の力が入り続けてリラックスしづらくなります。

このようなときは、ゆっくり鼻から息を吸って鼻から息を吐く深呼吸をおすすめします。

呼吸は唯一自分で自律神経に働き掛けできる行動です。

深呼吸しながら自身がリラックスをする感覚をつかんでみてください。

2.食事を見直してみましょう

日々忙しすぎると自分の食事がおろそかになりませんか?

そうするとホルモンを作る原料が足りなくなり、身体の調整が難しくなる場合があります。

その原料とは「タンパク質」です。

大豆やお肉、魚にたくさん含まれています。

一般的にホルモンを体内で作る時はアミノ酸が必要になります。

そのアミノ酸の集合体がタンパク質なのです。

近年はすぐに食べられるものが増えて飢えることは少なくなりましたが、代わりに必要な栄養が足りない場合が増えています。

1日1~2品タンパク質の食材を増やしてみることをお勧めしています。

3.ウォーキングをする

有酸素運動が副交感神経への刺激にいいとされています。

特に朝日を浴びながらのウォーキングはホルモンバランスを整えてくれます。

ウォーキングが苦手な方はストレッチやヨガでも有効です。

日中仕事で日の光を浴びにくい方は率先して朝陽を浴びましょう。

自律神経失調症を和らげるためには、マッサージで筋肉のコリをほぐすとよいといわれています。

根本的に改善するには、自律神経失調症を招いている原因に対処することが大切です。

4.マッサージを行う

交感神経の働きが優位になると、全身の筋肉がこわばり、頭痛やめまいなどの原因にもなります。

そのため、マッサージで筋肉のコリをほぐすことで、筋肉のコリが原因となる症状に対処することができます。

5.入浴する

入浴することで、副交感神経が優位になり、自律神経失調症の症状の1つである不眠の解消に効果的です。

また、血行が良くなるため、身体の疲労の回復にも効果が期待できます。

人間は体温が低下していくときに眠気を感じるといわれているため、寝つきをよくするには寝る時間の2時間前くらいの入浴が理想的です。

10分から15分程度、40度くらいのゆるめのお湯に浸かりましょう。

6.生活習慣の見直し

自律神経失調症を改善するには、身体にストレスを与える乱れた生活リズムを整えることが有効だといわれています。

交感神経が優位になる日中は身体を動かし、副交感神経が優位になる夜は十分な睡眠を確保しましょう。

また、偏った食事も自律神経を乱す要因になるため、栄養バランスにも気を使いましょう。

生活リズムが整うことで、身体的なストレスが取れやすくなり、副交感神経の働きの回復が期待できます。

7.精神的ストレスの解消

緊張状態をもたらす過度のストレスは、交感神経を高ぶらせ、自律神経を乱す原因になると考えられています。

リフレッシュできる趣味を持ったりスポーツで汗をかいたりするなど、ストレスをためこまないように心がけましょう。

精神的なストレスが取り除かれることで、身体がリラックスし、交感神経の働きの正常化に繋がります。

8.カフェインの摂取を控える

カフェインは珈琲や栄養ドリンクに多く含まれている成分です。

カフェインの摂取は身体を興奮状態にし、交感神経の働きを促進する作用があります。

しかし、カフェインの摂取が続くと、興奮状態を抑制することができなくなり、自律神経失調症を招いてしまうこともあります。

特に、副交感神経が優位になる夜は、なるべくカフェインの摂取を控えましょう。

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